生産者・ワイナリー紹介

ドメーヌ パトリック・ボードアン

Domaine Patrick Baudouin

メーカーサイト: http://www.patrick-baudouin.com/


コトー・デュ・レイヨンの闘士パトリック・ボードアン

パリで書店を経営していたパトリックが実家の葡萄園を引き継いだのは1990年。
以来、テロワールの特性をワインに表現することを目指し、独自の感性でビオロジー(無農薬・有機栽培)による葡萄造りを実践。1998年のVTにはコトー・デュ・レイヨン全体の評価が低い気象条件下、見事なセレクション・グラン・ノーブルを生み出した。
このワインはロバート・パーカーに高く評価されたが、本人はパーカーに評価されるためにワインを造っているわけでは無いときっぱり言い切る。ビオディナミ導入についても、彼自身が納得できない内容がある以上は盲目的に従う事を良しとしない。
そんな彼は天然甘口ワインに補糖を行うことに反対する団体「サプロス」を主導している。サプロスは名誉会長にCHディケムのリュー・サリュース氏を迎え、アルザスのマルセル・ダイスやソーテルヌのCHギローを始めフランスの著名な天然甘口ワイン生産者13社で構成され純正な天然甘口ワイン造りを提唱している。
甘口のレイヨン以外にも素晴らしいアンジュ・ヴィラージュやアンジュ・ブランを造る。
ロワール川の中州にあるレストランのオーナー ジェラール・ボッセ氏と共同でボッセ氏の所有する1haの葡萄園から見事なそして希少な辛口白ワイン「レ・ビュット・サン・ジェルマン・デ・プレ」を生み出す。