生産者・ワイナリー紹介

ドメーヌ ランドロン

Domaine Landron

メーカーサイト: https://domaines-landron.fr/

ドメーヌ ランドロン

ジョセフ(ジョー)・ランドロンは一見、繊細な芸術家の印象を与える。葡萄畑やワインセラーで、自らの信じる葡萄造りやワイン造りを語るとき、彼の全身から迸り出る情熱に圧倒される。まさにクラスマン(現在はレ・メイユール・ヴァン・ド・フランス)2004年の言う「自社畑の土壌を生かしたワイン造りに全身全霊を傾けており…」が即座に実感できる。
ミュスカデ セーブル・エ・メーヌの地にビオディナミで耕作される自社畑は17.5ha。微生物に富み、特に1haあたり6~10トンは居ると言うミミズが土中に酸素を通し、土作りをしている。豊かだが、僅か20cm前後の表土の下には角閃石、石英、片麻岩の岩石層となっている。
岩石は風化され土中の水分に溶け出し岩石層深く張り出した葡萄の根から吸い上げられ、果実そしてそこから生まれるワインに充実したミネラルの味わいを与える。
ジョセフ・ランドロンは健全な葡萄が生育する環境作りを懸命に行い、土地の持つ独自で豊かなミネラル感を表現したワインを生み出すためにまさに全身全霊を傾けている。