ワインコラム

ドリンクス・インターナショナル発表「2020年度 世界のトップワイナリー50」

ドリンクス・インターナショナルから、2020年度の世界のトップワイナリー50が発表されました。50のワイン生産者の選定は、トレーダー、小売業者、輸入業者、バーテンダー、セラー、バーのオーナーから、マスター・オブ・ワイン、ワイン評論家、ジャーナリスト、ワイン醸造学の教授まで、ワイン業界の専門家で構成される専門家のアカデミーを集め、またWine Intelligence(市場調査、統計、コンサルティングを専門とする会社)のサービスを使用して、世界中で160,000人を超えるワイン消費者にインタビューが行われました。評価基準には、品質の一貫性または品質の向上、品質と価格のバランス、ワインのテロワール、原産国、生産されるブドウ品種のタイプが含まれます。

調査対象の幅広さから、世界中で愛飲され、また評価されているブランドが多くなっています。現在の世界市場でのハイ・スタンダードと言えるワインを送り出す造り手が選定されています。

〔画像〕ドリンクス・インターナショナル発表「世界のベスト50ワイナリー」▶

昨年に引き続き、ヴィラ・マリアがニュージーランド産ワインではトップランクで掲載されています。そして、ポルトガルのエスポランが、初めて13位にランクインしました。ニュージーランドとポルトガル、全く異なる産地ではありますが、この2つの生産者には共通性が感じられます。両社とも、かなりの生産量を持つメーカーですが、他の生産者達曰く、共に生産量が増大してもワインの品質を落とさないばかりか、更に向上させている稀有なメーカーであることです。

〔画像〕ドリンクス・インターナショナル掲載「第8位 ヴィラマリア」(抜粋) ▶

そして、地球レベルでの環境保全に対する考え方に共通点があります。早い段階からサステーナビリティ(環境保全型のブドウ栽培やワイン造り)を提唱・実施してきたヴィラ・マリア。一方のエスポランは、2019年ヴィンテージから広大な自社畑(440ヘクタール)がBIO(オーガニック)の認定を取得し、ヨーロッパでも最大クラスのオーガニックワイナリーとなりました。

〔画像〕ドリンクス・インターナショナル掲載「第13位 エスポラン」(抜粋)▶ 

そして、両社ともファミリー・カンパニーである事。ヴィラ・マリアはサー・ジョージ・フィストニッチ氏が創業した家族経営のワイナリー、エスポランは現当主のジョアン・ロケット氏の父親ジョゼ・ロケット氏が創業した家族経営の生産者です。彼らが作り上げた道筋は共に働く人たち、後進の人々により引き継がれワイナリーの今の姿を形作っています。

そして彼らの造るワインは、いつも安心して手に取ることができ、期待以上の味わいを約束してくれます。

〔画像〕ドリンクス・インターナショナル掲載「エスポランからのメッセージ」(抜粋)▶
 目まぐるしく移り変わる現代社会において、スローダウン(減速)することが急務であると説いています。 


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  ヴィラマリア(14ページ掲載)
  エスポラン(16-17ページ掲載)
  BEST50リスト(34ページ掲載)

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